はじめに:この記事でわかること
・自動仕分け機の回路の作り方
・ホッパーの詰まり原因3つ(満杯/逆向き・ロック/アイテム混在)本文はJava準拠。統合版は挙動差あり(補足参照)

こんにちは。ゆずかきです。
この記事では、
◎前半で自動仕分け機の作り方を解説して
◎後半で「ホッパーが詰まった…」悩みを解決した実録パートを
それぞれ書きました!
自動仕分け機は拠点に1つあればとても便利です!
ぜひ最後までご覧ください。
1. 自動仕分け機の作り方
結論ファースト!
まずは自動仕分け機の作り方を図解で解説していきますね!

このようにチェストを縦に積んでください。
このチェストが「倉庫」になります。

スニークした状態で、チェストに向かってホッパーを置いてください。
このように、チェスト←ホッパー接続、という形になればOKです!

チェストの上に仮ブロック(何でもいい)を置いてください。
その仮ブロックに向かって、ホッパーを設置します。
→今設置したホッパーがアイテムの自動仕分け機になります!

このように、自動仕分け機となるホッパーの上に、アイテムが流れていくホッパー道を作ってください。
向きは、ちょうど倉庫の真正面から見て、左→右 か 右→左と、左右方向になるようにしてください。
→あとで倉庫の奥に回路を組むので、この向きは守ってください!

次は仮ブロックではなく、本番運用のためのブロックです。
フルブロックを置いてください(土/石など)。

仕分け機になるホッパー(赤丸で囲ったもの)に、ブロックの上側が面するようにしてください。
→あとでこのブロックの上に、回路を組んでいきます。

仕分け機ホッパー→コンパレーター の向きになるように、回路を組んでください。
コンパレーターからは、下のブロックまで、レッドストーンパウダーを伸ばしましょう。

下段のブロックの間に、それぞれ写真のように、リピーターとトーチを置いてください。

リピーターの向きは、倉庫側を出力が向くように置いてください。

アイテム(木の棒や石など)に、金床で適当な名前を付けて下さい。
→この名前を付けたアイテムが、仕分け機ホッパーに入れる重要なアイテムになってきます。

ここの作業が一番、失敗しやすいので、頑張ってください!
言い換えると、ここを乗り切れば、自動仕分け機はほぼ完成です。
写真のように、最も左側のスロットに仕分けたいアイテムを41個、残りの右側のスロットにさっき適当に名付けたアイテムを1個ずつ入れていってください。
これで、仕分けたいアイテムだけがこのホッパーを通って、それ以外のアイテムが流れてきても素通りする、というような自動仕分け機になります。

では動作テストです!
鉄インゴットを仕分け対象にしたこの自動仕分け機が本当に動くのか…試してみます。

このチェストの中に適当にアイテムを入れたら、下の回路が動いて、自動でアイテムを仕分けしてくれる…はずです。

自動仕分け機になっているホッパーの中身をのぞいてみました。


このように、仕分けたいアイテムが、まるでチカチカ点滅するように、41個⇔42個を行き来していたら、仕分け機として動いていますよ!
※なおこの辺りの挙動の見え方はPC環境によって異なります。ときどき42になって戻る程度と捉えていただけたら幸いです。
さて、仕分けが終わったようなので、倉庫のチェストをのぞいてみました。

仕分け機の先にある、特に何も仕込んでいないチェストの中には、雑多に色々なものが流れてきていますね。

鉄インゴットを仕分けるようにしている仕分け機から直接続しているチェストの中身はこのようになっていました。
→無事に鉄インゴットのみが入っている…仕分け成功です!
※注意!
ここで1点、注意しないといけないことがあります。

さっき、仕分け機の空きスロに1個ずつ入れた「仕分けくん2」と名付けたアイテムを、上流のこのチェストに入れてみました。
すると…、

このように、仕分け機に1個ずつ各スロットに入っているアイテムに、どんどん新しい追加分が流れてきて、仕分け機が壊れてしまいます。

このように、仕分け機ホッパーの空きスロに1個ずつ入れるアイテムは、ホッパー道に流さないようにしましょう!
以上!ここまでが、具体的な自動仕分け機の作り方でした。
次の章からは、仕様的なところを解説していきますね。
2. 自動仕分け機の作り方の仕様解説
仕分けは「上段:フィルタ用ホッパー」と「下段:ロックされた排出ホッパー」の2段が基本構造です。
コンパレータで上段の中身の量を読み、しきい値を超えた瞬間だけ下段を解錠→仕分け対象アイテムだけ抜き取る、という仕組みです。
| 設計 | 上段ホッパーの中身(例) | 特徴 |
|---|---|---|
| 基本型(オーバーフロー保護あり) 推奨 | 対象41個 + ダミー4枠(64スタック品) | 信号2をしきい値に設計され、隣の列に干渉しにくい安定型。資材はやや多め。 |
| コンパクト型(省資材) | 対象1個 + ダミー21個(64スタック品) ※いわゆる「18個系」など少量保持を使う流派もあります(軽い・早いがオーバーフロー耐性は低い)。 |
作りやすいが、大量投入時や満杯時の隣接干渉に弱い。用途を選ぶ。 |
補足:一般的には「18個+ダミー4枠」などの軽量レシピも広く使われていますが、満杯や一括投入で隣列が誤動作しやすい短所が指摘されています。安定重視なら41個+1個×4スロ系をおすすめします!
自動仕分け機がなぜ機能するのか?
仕分け機ホッパーが、自動仕分け機として機能する理由を仕様から解説しました。
- 上段ホッパーの中身の量→コンパレータで読み取り→リピーター→トーチで下段ホッパーをロック/解除という流れです。
- 「上段ホッパーは横向き」にして、流れてくるアイテムを一旦ここに留めるのがコツ。向きが下向きだと全抜けして失敗します。
統合版との差異
統合版は回路周りがJava版と微妙に動作違うことあるのでご注意を!
統合版の癖:
・非一致アイテムが回収範囲にあると収集がブロックされることがある/アイテムを吸うクールダウンの挙動など差分ありです。
・大流量をそのまま突っ込むと誤動作が増えるので、チェスト→ドロッパー→クロックで供給量を調整するのが良いです。
3. ホッパーの詰まりの直し方
自動仕分け機を作っていたら「あるある」なのが、ホッパーが詰まる問題。

サバイバルで実践しているホッパーの詰まりの直し方をメモしました!
- 満杯(行き先のチェストが満タン):一時避難用のチェストやホッパーで逃がす→あとで仕分け倉庫に接続。
ホッパーは向いている先のコンテナにアイテムを押し出し、満杯だと内部にアイテムが溜まって詰まります。
→これが「ホッパーの詰まり」です。 - 逆向き・ロック状態:ホッパーの接続先が正しい向きか、レッドストーンでロックされていないかを確認。
- アイテムの種類が混在:ホッパーは5スロットで0.4秒クールダウン(=約2.5個/秒)。
仕分け無しで一気にアイテムを流すと飽和しがちです。
4. ホッパーが詰まった時のチェックリスト
ホッパーが詰まったら、まずはこのチェックリストを見てください。
- 受け側チェストの空き/ホッパーの向き/トーチによるロックの有無を確認。
- 未仕分けで多種類のアイテムが流れていない? → 後段に自動仕分け機を入れて種別を分ける。
- (水流搬送の場合)一度に流し過ぎだと取りこぼしや誤動作が増えます。上にチェスト→ドロッパー→水流などで供給量を調整。統合版はアイテムを吸うクールダウンや仕様差でブロックされやすい点に注意を。
ここまでが仕様解説パートです!
後半からは、私が実際に、天空トラップタワーでホッパーが詰まる→地上で自動仕分け機を作ってつまりを解消!という実録をそのままお見せしますね!
サバイバルでどういう雰囲気で自動仕分け機を使っているのか?
簡易版18個Verの仕分け機だとどんな雰囲気なのか?
ご参考になれば嬉しいです!
5. ホッパー詰まりを自動仕分け機で解消した話
アイテムが吸われない!?ホッパーの詰まりが発覚
ホッパーの詰まりが分かったのは、いつもの天空トラップタワーで経験値集めをしているときでした。

サクサクっと敵モブを倒していきます。
…っと、あれ?

あ、これは…。

う~ん、どうやら、天空TTまで高々と積み上げているホッパータワーが、いっぱいいっぱいに詰まってしまったようです。
仕方ありません。今落ちているアイテムは諦めますか。

ホッパーが詰まっちゃったので、次からは、コレを整理しなきゃですね。
自動仕分け倉庫を作ろう!基本機能を作る
前回まで天空トラップタワーで経験値集めをしていましたが…。
処理層下のホッパーが詰まっちゃいました。
今回から、ホッパータワーの下に、自動仕分け倉庫を作ってみます。

ここの下に何もなくて、その上のホッパータワーにドロップアイテムが詰まりに詰まって、天空トラップタワーにまで影響が出ているみたいです。
ということで、この下に、ドロップアイテムを逃がす倉庫を作りましょう。


広げていきましょう。
この地下空間、前にちょこっと掘ったっきりでしたね。
今回を機会に、しっかり拡張しましょうか。

観光地化したいですね、ここ。
地下をある程度掘ったので、次は自動仕分け倉庫を作っていきましょうか。
そういえば、何気にレッドストーン、ストック無いんですよね、うち。
じゃ、いつもの恒例のあれ、やりましょう。

採掘音が心地よいです(^^♪
じゃ、アイテムも集まったし、倉庫づくりに移りましょうか。

自動仕分け倉庫の、ロジック部分のスクショを撮ってきました。

たぶんメタ的に言うと、マイクラの内部処理上、この18個という仕分けしたいアイテム(今回なら火薬)の数が、重要になるのでしょうね。
こういう風に、仕分けしたいアイテム18個+他の仕分け倉庫に流さないアイテムたち4枠、という風に埋めると、なんと不思議、自動で仕分けしたいアイテムのみ通すホッパーの完成です。
なお、このスクショだと、火薬以外のアイテム(トウヒの木材)をうっかりこのホッパーに流してしまうと、この仕分け倉庫は壊れます。
気を付けたいですね。
これで、ホッパーの中身が、チェストへ逃げるので…と、
今のうちに、仕分け倉庫の機構を作りました。

床が深くなっているのは、高さをミスったからです。😅
高低差が良い感じに出来て、立体感ですね。👍

ここでミス発覚。💦
仕分け倉庫のロジックを説明するためのスクショ、撮り忘れていました。
すみません、詳しい解説は、さっき貼ったリンク先をご確認ください。
今回はここで終わりますね。
次回は、この倉庫を拡張したいです。
ご訪問ありがとうございました!

自動仕分け倉庫を作ろう!倉庫を拡張
前回は、仕分け倉庫を1個、試しに作ってみました。

今回は、この地下空間を掘って、倉庫を拡張しましょうか。

さっき作った仕分け倉庫の横を掘り進めて、と。

赤石系のアイテムも増やしてきましょう。


レッドストーンも無くなっちゃいました。

じゃ、あとは、回路を敷いていきましょう。


今、全体像はどうなっているかというと、

チェストと、ホッパーを配置していきましょう。


最終的に、全体像はこうなりました。

この無駄のない機能美が、景観としても良きです。

では、今回はここで終わりますね。
ご訪問ありがとうございました!
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▶回路繋がりです!レッドストーンランプも使いこなしたら便利ですよ!
参考文献
この記事を書くにあたり、 Minecraft Japan(ホッパー) を参考に、実際の検証結果を元に構成しました。