これは「アイアンゴーレムの元ネタって結局ラピュタなの?」という疑問に答える考察記事です
前半:公式情報・公的資料から分かる“事実”を整理
後半:筆者&コミュニティの考察ゾーンです
こんにちは。ゆずかきです。
村を歩いていると、ときどきアイアンゴーレムが村人のそっとポピーの花を渡している様子を見かける時がありますよね。

あの仕草、どう見ても映画「天空の城ラピュタ」のロボット兵を思い出すんですよね😂
- 「マイクラのアイアンゴーレムって、やっぱりラピュタが元ネタなの?」
- 「なんでポピーなんだろう、意味あるの?」
- 「公式はどこまで明言してて、どこから先がファンの妄想なんだろう?」
この辺りが気になったので、調べてまとめてきました。
この記事では、マイクラ公式サイトの記事・公式バグトラッカー・Minecraft Wiki などをベースに、
- まずは“公式情報・公的資料から確実に言えること”を整理し
- そのうえで、コミュニティの考察と、筆者なりの解釈をまとめていきます。
皆さんのお役に立てたら嬉しいです。
※本記事の内容は、Java版/統合版(Bedrock)1.21~の情報を前提にしています。
※ゲーム内仕様は、公式記事・公式バグトラッカー・Minecraft Wiki の記載をもとに整理しています。
※ゲーム内仕様はアップデートで変更される可能性があります。
※なおポピーを実際に“受け取る”ところまで見えるのは主に統合版で、Java版は現在バグにより子どもが受け取らない状態です。
目次
1. アイアンゴーレムとは?基本仕様と役割
2. ポピーを渡すアイアンゴーレムの仕様まとめ(Java版/統合版)
3. アイアンゴーレムの元ネタ:公式情報・公的資料を整理
4. ラピュタのロボット兵との共通点を図で整理してみた
5. 公式設定から読み解く「ポピーの意味」考察
6. コミュニティで語られている主な考察パターン一覧
7. 筆者なりの結論:アイアンゴーレムの元ネタと解釈
8. 実機で確認したい人向け:スクショの撮り方・観察ポイント
9. まとめ
この記事で分かること
- 「アイアンゴーレムの元ネタ=ラピュタ?」問題の公式寄りの答え
- ポピーの花を渡す演出の意味(公式設定+ファン考察)
1. アイアンゴーレムとは?基本仕様と役割
まずは、元ネタや考察の前に、アイアンゴーレムという存在そのものをざっくり整理しておきますね。
1-1. アイアンゴーレムの基本データ
アイアンゴーレムの内部仕様は下記です:
- 分類:ユーティリティ系モブ(村の守護者)
- HP:50ハート(100HP相当)
- 攻撃力:7.5〜21.5 ダメージ程度(難易度・対象により変動)
- ドロップ:
- 鉄インゴット:3〜5個
- ポピー:0〜2個
- ※ドロップ量は「ドロップ増加」のエンチャントの影響を受けません。
- 特性:
- ノックバック耐性が非常に高い(通常攻撃ではほぼ吹き飛ばない)
- 落下ダメージ・溺死ダメージを受けない
- 水中でも動ける(ただし基本的には水を避ける挙動)

プレイヤー視点では、
- 村に自然発生したゴーレムは「村の住民を守る用心棒」
- プレイヤーが作ったゴーレムは「自分の拠点ボディーガード」
…といった位置づけですね。
1-2. スポーン条件と行動パターン
スポーンの仕方は大きく2通りあります。
- 村(自然/生成済み)の条件を満たしたときに自然スポーン
- プレイヤーが
- 鉄ブロック4個をT字型に置く
- その上にくり抜かれたカボチャ or ジャック・オ・ランタンを最後に置く
ことで人工ゴーレムとして召喚

行動としては、
- 村の建物付近を巡回しつつ、ゾンビなどの敵対モブを攻撃
- プレイヤーには基本中立(村人を殴る/ゴーレムを攻撃すると敵対)
- たまに立ち止まり、村人の方を向いて“会話している”ように振る舞う
- ごくまれに、手の中にポピーを出現させて村人に差し出す
…この「ポピーを差し出すモーション」が、今回の主役です。
1-3. 公式記事で語られている “ゴーレム像”
マイクラ公式サイトの記事では、アイアンゴーレムについて
- 「村を守る存在」であること
- ポピーを手に出し村人に差し出す、意外と優しい一面があること
- 「ゴーレム」そのものの代表的な伝承として、プラハのゴーレム伝説が紹介されていること
などが語られています。
▶プラハのゴーレム伝説など言及がある公式記事
www.minecraft.net
つまり公式側のスタンスとしては、
「見た目は鉄の怪物だけど、中身は村人を守る優しい巨人だよ」
というイメージが、かなりはっきり打ち出されていますね。
2. ポピーを渡すアイアンゴーレムの仕様まとめ(Java版/統合版)
続いて、「ポピーを持つ/渡す」という演出の仕様そのものを、エディションごとに整理しておきます。

ゲームとしてどう動いているのかが分かると、後で元ネタや意味を考えるときの土台になりますよ!
2-1. エディション別の挙動
Java版 1.21.x 系列
- ゴーレムは時々ポピーを手に出現させて村人の方へ向く
- ただし、現在のバージョンでは、村人の子どもがポピーを受け取らない挙動が続いています
- 1.13.2 までは「子ども村人が近づいて花を受け取る」挙動が確認されていた
- 1.14 以降、この挙動が変わったとして公式バグトラッカーに登録され、長期的に未解決のまま扱われている
- つまり、Java版では “花を掲げるけれど、子どもが受け取らない” 状態になっています。
統合版(Bedrock)1.21.x 系列
- ゴーレムがポピーを手に持ち、近くの子ども村人へ差し出すモーションを行う
- 統合版では現在も、子どもがゆっくり近づいて花を受け取る挙動が残っています
※上記はあくまでも1.21.x系列当時における挙動なのでアプデで微妙に変わる可能性はあります。
2-2. なぜポピーをドロップするのか?
ゲーム的には、アイアンゴーレムは倒れた時に
- 鉄インゴット 3〜5 個
- ポピー 0〜2 個
を落とします。
公式記事では、倒されると鉄インゴットとポピーを落とすことに触れたうえで、「なぜポピーなのか?」の説明として、ゴーレムが時々ポピーを村人に差し出すという描写が紹介されています。
つまり、「ポピーを差し出す演出」と「ポピーがドロップする仕様」がセットで語られていて、そう捉えるとゲーム内演出としても一貫性が出ます。
2-3. 挙動の違いを表で整理
せっかくなので、Java版/統合版の違いを簡単な表にまとめておきます。
ポピーに関する挙動の違いを、バージョンごとにざっくり整理しました:
| 項目 | Java版 1.21 系 | 統合版 1.21 系 |
|---|---|---|
| ゴーレムがポピーを持つ | 持つ(村人の方へ向く) | 持つ(村人の方へ向く) |
| 子ども村人が受け取る | かつては受け取ったが、 現在は挙動が変わって受け取らない |
ゆっくり近づいて受け取る |
| ポピーのドロップ | 死亡時に 0〜2 個 | 死亡時に 0〜2 個 |
| 公式記事での説明 | ポピーは「ゴーレムの優しい一面」の象徴として紹介 | 同上 |
※Java版の「子どもが受け取らない」問題は、公式バグトラッカーで長期的に報告されている挙動です。
3. アイアンゴーレムの元ネタ:公式情報・公的資料を整理
ここから、「アイアンゴーレムの元ネタって結局何なの?」という本題に入っていきます。
まずは、筆者が調べた範囲で
- 公式記事(開発者コメントを含む)
- 公式バグトラッカー
- Minecraft Wiki の仕様説明
などに書かれていることを、「どこまでが事実として言えるのか」のレベル感で整理してみます。
※Minecraft Wiki とはコミュニティWikiのことです。
3-1. 公式記事で繰り返し語られていること
前述の公式記事を整理すると、だいたい次の3点が大きな柱です。
村人を守る守護者としての性格付け
- 村の周囲を巡回し、敵対モブを攻撃する
- 村人が攻撃されると、プレイヤーに対しても敵対することがある
- 一方で、ポピーを差し出す行動が「優しい一面」として紹介される
ポピー演出は“優しさ”の象徴
- 公式記事では、
- 「時々ポピーを手に出し、村人に差し出す」
- 「倒されるとポピーをドロップする」
といった説明が並び、単なる戦闘モブではないことが強調されています。
- 公式記事では、
ゴーレム伝承(プラハ)の紹介
- 公式記事の中で、ゴーレムの代表的な伝承としてプラハのゴーレムが取り上げられています。
この時点で、
「守護者ゴーレム」+「ポピーを通した優しさの演出」
という2つの軸が、公式の“最低限の設定”として存在していることが分かります。
3-2. 「ラピュタのロボット兵」との関係は公式記事に記載あり
結論から言うと、ラピュタとの関係は“公式記事で明言されています”。
マイクラ公式サイトの記事では、開発者コメントとして
- デザインがスタジオジブリ作品『Castle in the Sky(天空の城ラピュタ)』に強く影響を受けた旨
が語られています。
▶該当の開発者コメントがある公式記事
www.minecraft.net
その上で“花の要素”にも触れているため、ロボット兵を想起する人が多いのも自然です(※ロボット兵そのものと公式が断言しているわけではない点は注意)。
そのため、少なくとも
アイアンゴーレムの見た目・雰囲気・花の演出が「ラピュタ由来のオマージュを含む」
という点は、公式情報として押さえてよい部分だと考察されます。
3-3. 公式/コミュニティWiki/コミュニティの線引きをざっくり表にすると
ここまでの話を、「どこまでが公式寄り情報か?」の観点でざっくり整理してみます:
| レベル | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| 公式 | マイクラ公式サイトの記事/開発者コメント/公式バグトラッカー/ゲーム内仕様として明示 | ・村を守る守護者である ・ポピーを手に出し村人に差し出す ・プラハのゴーレム伝承の紹介 ・デザインが『天空の城ラピュタ』に強く影響を受けた旨のコメント |
| コミュニティWiki | Minecraft Wiki などの仕様まとめ(有志運営だが、エディション差の整理に強い) | ・Java/Bedrock の挙動差の整理 ・ポピー受け渡し挙動の説明 |
| コミュニティ考察 | Reddit/SNS/個人ブログなどでの解釈 | ・ポピー=戦没者追悼の象徴説 ・ゴーレムの中身は何か?などの深堀りロア |
この記事では、上の2段(公式/コミュニティWiki)で言えることと、一番下(コミュニティ考察)を意図的に切り分けて話していきます。
4. ラピュタのロボット兵との共通点を図で整理してみた
ここまでの情報を踏まえて、「どの辺が具体的にラピュタっぽいのか」を整理してみます。
▶天空の城ラピュタの公式URL
www.ghibli.jp
原作映画『天空の城ラピュタ』側のロボット兵は、
- 古代文明ラピュタの防衛用ロボット
- 兵器としての凄まじい破壊力を持つ一方で
- 廃墟となったラピュタで、自然や生き物を守る“庭師”のような描写もある
という二面性を持った存在です。
4-1. 見た目・動き・役割の比較
ざっくりと、アイアンゴーレムとロボット兵の共通点を並べてみます:
| 項目 | アイアンゴーレム(Minecraft) | ロボット兵(天空の城ラピュタ) |
|---|---|---|
| 体型 | 細長い腕・長身・無表情な顔 体にツタやひび割れがある |
細長い腕・長身・無表情な顔 体にツタや苔が絡みついている |
| 役割 | 村人の守護者 敵対モブから村を守る |
ラピュタの守護者 城と自然を守る |
| 戦闘力 | 高HP+高火力で敵を空高く放り投げる | 圧倒的な破壊力を持つ兵器として描写 |
| 優しさの演出 | ポピーを村人(特に子ども)へ差し出す | 花を摘み、供えたり、シータとパズーに差し出す描写 |
| 雰囲気 | 普段は無口でのっそり歩き回る 怒ると一気に暴力的になる |
普段は無口でゆっくり動く 戦闘時は圧倒的な破壊力を発揮 |
この並びだけ見ても、「ラピュタのロボット兵」+「守護者ゴーレム」のハイブリッド感がかなり強いことが分かると思います。
4-2. 特に象徴的なのが「花」と「静けさ」のギャップ
ラピュタ本編では、
- ロボット兵が、ラピュタの庭で草花や動物を大切に世話している
- 墓碑に花を供えるような描写があり、さらにシータやパズーに花を差し出す場面もあります
この“巨大な兵器が静かに花を扱う”というギャップが、強い印象として残ります。
👉マイクラ側の
- 「村の守護者としての暴力性」
- 「ポピーを差し出す優しさ」
という組み合わせは、まさにこのロボット兵の二面性を、シンプルなゲームデザインに落とし込んだものだと見ることができます。
5. 公式設定から読み解く「ポピーの意味」考察
ここから、少しずつ“考察寄り”の話に入っていきます。
ただしまずは、公式に書かれている範囲の情報から読み取れることだけをピックアップして整理しておきます。
5-1. 公式やコミュニティWikiのテキストから分かること
公式記事やコミュニティWikiで共通している説明をまとめると、ポピーについて語られているのは主に次の3点です。
友好の象徴
- アイアンゴーレムは、村人にポピーを差し出すことがある
- これは「ただの戦闘モブではない」ことを伝える演出として紹介される
優しい一面の演出
- 公式記事では、ポピーが「ゴーレムのソフトな一面」として語られることが多い
- 「村人を気にかけている存在」として描かれている
ドロップとのつながり
- 倒されるとポピーを落とす、という仕様がある
- その説明として「ゴーレムが時々ポピーを差し出す」行動が紹介される
ここまでは、公式の説明だけでも十分に”優しい守護者”という絵が浮かぶ構造になっています。
5-2. 「なぜポピーなのか?」という問い
では、数ある花の中で、なぜ“ポピー”なのか?
→ここを考えていきますね。
ゲーム内には、バラ・ヒナソウ・チューリップなど、他にも花はいくらでもあります。
にもかかわらず、あえてポピーが選ばれている背景には、いくつかの可能性が考えられます。
「昔のマイクラの赤い花」の流れを引いている可能性
- もともとマイクラの赤い花は「ローズ」として実装されていましたが、1.7系のアップデートで「ポピー」に置き換えられ、代わりに「バラの低木」が追加された経緯があります
- 「赤い一輪の花=ポピー」という分かりやすさを採った可能性
ラピュタの“花”のイメージをゲーム内に落とし込むため
- ラピュタ本編の花が作中で「ポピー」と名指しされるわけではありません
- それでも「巨人が静かに花を扱う」という構図をゲーム内で再現するなら、赤くて分かりやすい一輪の花が選ばれるのは自然です
現実世界でのポピーの象徴(追悼・平和)に重ねられる余地
- 特に欧米圏では、ポピーが戦没者追悼・平和の象徴として扱われる文化があります
- 「戦いの中で人を守る存在が、同時に“平和”を象徴する花を持っている」と読むこともできます
このあたりから先は、どうしても制作者の意図を推測する形になります。
ただ、「守護者+戦い+花」という組み合わせに、複数の意味を重ねられるのがポピーの強みだとは感じます。
5-3. プラハのゴーレム伝承との合わせ技
公式記事で紹介される「プラハのゴーレム伝承」も、アイアンゴーレム像を考えるうえで外せません。
- 迫害される人々を守るために作られた存在
- しかし制御を失うと、危険になりうる
- そこで「止める」ための手段が語られる
マイクラのアイアンゴーレムも、
- 普段は村人の味方
- しかしプレイヤーが村人を攻撃すると、プレイヤーにとって一転して脅威になる
という二面性を持っています。
ここにラピュタのロボット兵を重ねると、
- 「人を守るための兵器」
- 「ときに破壊の象徴にもなりうる」
- 「しかし根っこには、優しさや静けさがある」
…という三層構造が見えてきます。
ポピーは、その中でも特に
- 「守る対象への優しさ」
- 「暴力の先にある平和」
を象徴する小さなアイコンとして機能している、と読むことも出来そうです。
6. コミュニティで語られている主な考察パターン一覧
ここから先は、いよいよ“ファン考察ゾーン”です。
Reddit や海外フォーラム、動画の解説などでよく見かける説を、ざっくり分類してみますね。
※あくまで「コミュニティの代表的な考え方」の紹介であり、公式設定ではありません。
6-1. よく見かける4つの説
ざっくり見ると、ポピーや元ネタについての考察はだいたい次の4グループに分かれます。
ラピュタリスペクト直球説
- 「見た目も挙動もロボット兵なので、元ネタはラピュタ要素が強い」
- ポピーを差し出すのも、ラピュタの“花”のイメージへのオマージュという見方
戦没者追悼/平和の象徴説
- ポピー=戦争で亡くなった人々の追悼・平和運動の象徴という現実の文化から
- 「村を守るために戦い続けるゴーレムが、同時に“平和の象徴”を手にしている」
- 死亡時にポピーを落とすのも、自分の犠牲を示す小さな墓標のようだ…という解釈
村人との関係性象徴説
- ポピーは「村人にあげようとしている花」
- ゴーレムが死ぬとその花が残る=村人との絆が物理アイテムになって残る
- 子どもが花を受け取るモーションは、“守られる側”からの感謝の表現という見方
ゴーレムの中身・魂に関するロア説
- 「ゴーレムの中には、昔村を守って死んだ人の魂が宿っている」
- 「Allay/スピリット的な存在がゴーレムを動かしていて、その象徴がポピー」
- など、よりディープな“魂”系の考察
6-2. 考察パターンをざっくり比較
主な考察パターンを、根拠と納得感の観点でざっくり整理しました:
| 考察パターン | 主な内容 | 根拠になっている要素 |
|---|---|---|
| ①ラピュタリスペクト直球説 | 元ネタはラピュタ要素が強い、という立場 | ・見た目と雰囲気の一致 ・花の演出との類似 ・公式記事での言及 |
| ②戦没者追悼/平和の象徴説 | ポピー=戦いや犠牲を想起させる象徴 | ・現実世界でのポピーの意味(戦没者追悼) ・戦う守護者が平和を願う、という構図 |
| ③村人との関係性象徴説 | ポピー=村人との絆や感謝を示すアイテム | ・子ども村人とのやりとり演出 ・死亡時にポピーが残る仕様 |
| ④魂・ロア深堀り説 | ゴーレムの中身や魂をポピーと結びつける | ・ゲーム内で語られない余白部分 ・他モブ(Allay 等)との関連を想像する遊び |
個人的な感覚としては、①+③あたりが“公式の描写と相性がよい”、②が「それっぽい二次解釈」、④は完全にファンロア枠、という整理かなと思っています。
7. 筆者なりの結論:アイアンゴーレムの元ネタと解釈
ここまでで、
- 公式情報・公的資料が示している事実
- コミュニティでよく語られている考察
を一通り眺めてきました。
この上で、筆者なりの「結論めいたもの」を書いてみます。
7-1. 元ネタについての結論
まず、「アイアンゴーレムの元ネタは何か?」という点については、
ゴーレム伝承(守護者としてのコンセプト)
+ 天空の城ラピュタのロボット兵(見た目・雰囲気・花の演出)
のハイブリッド
と考えるのが、一番しっくり来ると思います。
守護者としての役割・二面性
- ゴーレム伝承:守るために作られたが、制御を失う危険も語られる存在
- ロボット兵:兵器でありながら、自然や花に対して静かな優しさが描かれる
具体的な見た目・モーション・花の演出
- 長身・細長い腕・無表情な顔+ツタ
- 花(ポピー)を差し出す演出
- これらはラピュタ要素と重なる部分が大きい
という風に、思想部分はゴーレム伝承、実際のビジュアルと演出はラピュタ寄り、というバランス感です。
7-2. ポピーの意味についての結論(今の自分の解釈)
次に、ポピーという花そのものの意味について。
これは完全に「筆者の現時点の解釈」ですが、
ゲームデザイン上は「優しさの象徴」
モチーフレベルでは「ラピュタの花のイメージ」
文化的な読み替えとして「平和/追悼のポピー」
という三層構造になっているんじゃないかな、と感じています。
一番手前(ゲームとしての意味)
- ゴーレムがただの戦闘マシンになってしまわないように、
「村人に花を差し出す優しい一面」を、分かりやすい形でプレイヤーに見せる
- ゴーレムがただの戦闘マシンになってしまわないように、
中層(元ネタ的な意味)
- ラピュタのロボット兵にある「花」と「静けさ」の印象を
一枚絵で再現できる演出として落とし込む
- ラピュタのロボット兵にある「花」と「静けさ」の印象を
奥側(文化的な読み替え)
- ポピーが“戦争と犠牲、そして平和”を象徴する花であることを知っているプレイヤーにとって、
ゴーレムのポピーは「村を守るために戦う存在が、同時に平和を願っているようにも見える」
という、切なさの余白を残してくれる
- ポピーが“戦争と犠牲、そして平和”を象徴する花であることを知っているプレイヤーにとって、
…のような構図です。
もちろん、ここまで深読みするかどうかは人それぞれですし、「単にラピュタの花イメージでしょ!」という受け取り方でも全くOKだと思います。
8. 実機で確認したい人向け:スクショの撮り方・観察ポイント
最後に、「実際にポピー演出を見てスクショ撮りたい!」という方向けに、観察手順をまとめておきます。
※ここは完全に実践Tipsなので、お好みで読み飛ばしていただいてOKです。
8-1. Bedrock(統合版)でポピー受け渡しを狙う場合
統合版では、今も子ども村人がポピーを受け取る挙動が残っています。
狙いやすくするには、
- そこそこ大きめの村を用意
- ベッド数・村人数が多いほど、自然ゴーレムが発生しやすい
- 子ども村人がちゃんといる環境を作る
- ベッドを余分に置き、食料を与えて繁殖が起こるようにする
- 昼間にゴーレムの周囲でしばらく観察する
- ポピー演出は頻度が高くないので、少し長めに眺める前提で
この条件を満たしたうえで、「ゴーレムがポピーを掲げた瞬間」を狙ってカメラを構えると、いい感じのスクショが撮れるはずです。
8-2. Java版でポピーを撮るなら「渡す瞬間」ではなく「掲げている姿」
Java版では、前述の通り
- ゴーレムがポピーを持つ
- しかし子ども村人が受け取らない
という状態が続いています。
なので、Java版でスクショを撮るときは、
- 「子どもに渡す瞬間」ではなく
- 「村の真ん中で、ポピーを掲げて立っている姿」
を狙うのがおすすめです。
個人的には、この“ちょっと寂しげな片想い感”も、それはそれで味があって好きだったりします。
8-3. ポピー演出を活かした“映える”ワールドづくりの例
せっかくなので、最後に演出寄りの小ネタも少し。
村の中央に小さな記念碑(石碑)+花壇を作る
- その周囲にゴーレムがうろうろするように村を設計
- ポピーを掲げた瞬間を撮ると、まるで「献花」のようなスクショに
ラピュタ風の空中庭園+ロボット兵もどきゴーレム
- 空中島に庭園を作り、ツタだらけのゴーレムを一体だけ配置
- 花畑や小さな墓標ブロックを置いておくと、ラピュタの終盤の雰囲気を意識したロールプレイができます
アイアンゴーレム記念公園を作る
- 村の周囲に、倒れたゴーレムを模したオブジェをいくつか配置
- その足元にポピーを植えておくと、
「かつて村を守って散ったゴーレムたちを、今のゴーレムが見守っている」
みたいなストーリー性を持たせることもできます。
こういう「元ネタを知っている人だけ分かる小ネタ」をワールドに仕込んでおくと、
自分の中でマイクラ世界への愛着が一段階増すのでおすすめです。
9. まとめ
ここまで、かなり長くなってしまったので、最後に要点だけ整理しますね。
アイアンゴーレムは
- 村を守るために戦う守護者であり
- ときどきポピーを差し出す優しい巨人として描かれている
元ネタについては、
- コンセプト面ではゴーレム伝承(守護者+二面性)
- ビジュアルと演出面では天空の城ラピュタのロボット兵(長身・ツタ・花のイメージ)
のハイブリッドと考えるのが自然
ポピーという花は、
- ゲーム内では「ゴーレムの優しさ」の象徴として扱われ
- そこにラピュタの花イメージや、現実世界の象徴が重なる余地がある
Java版と統合版では、
- 両方ともゴーレムがポピーを掲げる挙動はある
- ただし、子ども村人が花を受け取る挙動は現状 Bedrock 側に残っている
- Java版では長期的に「受け取らない」状態が続いている
公式が用意した設定は決して多くないですが、
その「余白」を埋めるかたちで、ラピュタやポピーの象徴性が自然に重なってくる。
そういう“想像のしがいのあるデザイン”になっているのが、アイアンゴーレムの面白さだなと感じています。
よかったら皆さんも、自分のワールドで
- ラピュタっぽい庭園を作ってみたり
- ゴーレム記念碑を建ててみたり
しながら、自分なりの「ゴーレムとポピーの物語」を遊びの中に埋め込んでみてくださいね。
それでは今回はここで終わりますね。
ご訪問ありがとうございました!
更新履歴
- 2026/01/24 初版公開